子犬をお迎えしたお客様インタビュー
今まで育ててきた子から教えてもらった知識を絶やすのがもったいない。その想いから子犬のお迎えを決めました。
お迎えした犬:ケンケンくん(2歳1ヶ月・男の子)
トイプードル / 2018年5月にお迎え
先住犬:プーちゃん/トイプードル(14歳・男の子)
家族構成:ご本人
住環境:一戸建て
※2020年3月取材時点
2018年に山本恵美ブリーダーから、トイプードルのケンケンくんを迎えたNさん。お迎えからもうすぐ2年となる現在、Nさんはケンケンくんとどのような生活を送られているのでしょうか。
今回は子犬を迎えようと思ったきっかけや、先住犬のプーちゃんとケンケンくんの暮らしぶりについてお伺いしました。
先住犬1匹だけになった寂しさもありましたが、今まで学んだ「犬の育て方」を、次の子に活かしたかったんです。
――過去にペットを飼っていたことはありますか?
過去にダックスの親子を飼っていたのですが、のちに現在もわが家にいるトイプードルのプーちゃんを迎えました。プーちゃんは子犬ながら上下関係をしっかり理解していて、うまく2匹の間に溶け込むほどのお利口さんで。それからすっかり犬の魅力にハマってしまいました。
その後、ダックスの親子が老衰で亡くなってしまったのですが、もう1匹迎えるならプーちゃんのようにしっかりした性格の子がいいなと。そこで血統書の情報をもとにインターネットで「山本恵美ブリーダー」を検索したところ、「みんなのブリーダー」に登録されていらっしゃったんです。それが「みんなのブリーダー」を知ったきっかけでもあります。
――先住犬のプーちゃんは山本ブリーダーの犬舎で生まれた子だったんですね!
もう1匹ワンちゃんを迎えようと思ったきっかけはなんですか?
ダックス親子を育ててきたことは、わたしの中でも色々な学びがありました。犬といってもそれぞれ性格が違いますし、それによって育て方も変わってくるんですよね。
もちろん、プーちゃんだけになって寂しかったという理由もありますが、今まで育ててきた子から学んだものを絶やしてしまうのがもったいないという気持ちもあって。
それと過去の経験を活かしながら次の子を育てていくうちに、「あの子はこうだったなぁ」とダックス親子のことを思い出すきっかけになるのではないかと思いました。
同じ犬種、同じ犬舎出身でも、先住犬と性格は正反対(笑)
年齢差もありますが、それでも2匹は仲良くやっています。
――先住犬のプーちゃんはしっかりした性格とのことでしたが、ケンケンくんはどうでしたか?
プーちゃんに比べると、ハチャメチャな子です(笑)同じ犬種でも同じブリーダーさんのところで生まれた子でも、やっぱりみんなぞれぞれ性格は違いますね。
でも、なにかイタズラするというわけでもないですし、お兄さん的存在のプーちゃんがいるからこそついつい甘えてしまうんでしょうね。
きっとケンケン1匹だったら、もうちょっと落ち着きがある子になっていたという気がします(笑)
――正反対の性格だったんですね(笑)
実際のところ、2匹の仲はどうですか?
やっぱり年齢差があるので、元気がありあまっているケンケンに対して、プーちゃんが疲れている様子はあります。ごはんのとき、早く食べ終わったケンケンがプーちゃんにちょっかいをかけることもしばしばで。やめてあげてと教えているのですが……きっと遊んでほしいんでしょうね。
でも、プーちゃんもダックスの親子が亡くなってから落ち込んでいたのですが、ケンケンを迎えたら元気を取り戻してくれたので、プーちゃんもプーちゃんなりに嬉しいのかもしれません。
――実際に山本ブリーダーと会ってみたときの印象はどうでしたか?
お会いするまでメールも写真もこまめに送っていただき、とても親切な印象がありました。実際に会ってみてもそのままの印象通りの方でしたね。
お迎えのときは、わざわざ東京から仙台までケンケンを連れてきてくださって、説明もとても丁寧にしていただきました。
最近はめっきり連絡をとらなくなってしまいましたが、お迎え直後は色々と相談にも乗っていただけましたし、とても心強かったです。
年齢的に自分にとってケンケンが最後の犬になると思いますが、もしまた機会があるとすればまた山本ブリーダーにお願いできたらいいなと考えています。
――ブリーダーから子犬を迎えるメリットはなんだと思いますか?
やっぱり実際に会ってみるからこそ、ブリーダーさんの人柄がわかると思いますし、両親犬を見せてもらえるのがいいところですね。
実は、ダックスの母犬も知人に紹介してもらったブリーダーさんからお迎えしたんです。
ペットショップにはペットショップのよさがあると思いますが、過去の経験を踏まえると、どちらかといえば、ペットショップよりはブリーダーからお迎えするほうがわたし向きだと思います。
過去の経験や学びを活かしながら、楽しい毎日を過ごしています。これからも2匹と幸せな日が続いていけば嬉しいです。
――子犬を迎えてから生活の変化はありましたか?
ケンケンを迎えてからはリビングに布団を敷いて、ケンケンとプーちゃんと一緒に寝ています。ダックス親子がいたときもリビングで寝ていましたが、プーちゃんだけになったときにまた寝室に戻っていたんです。
リビングで寝るほうが犬と一緒に暮らしているという実感がありますし、こんなふうにのんびり過ごす毎日がとても幸せです。これからも同じ幸せがずっと続けばいいなと思います。
――幸せいっぱいの毎日でなによりです! 逆に子犬を迎えて苦労したことはありますか?
強いていえば、ケンケンがプーちゃんと同じところでトイレをしてくれない時期があったくらいでしょうか。トイレを別々の場所に設置していたので、ちょっとだけ掃除に苦労しました。
理由はわかりませんが、ケンケンなりに先住犬のプーちゃんに遠慮していたのかもしれませんね。
でも、今では同じ場所でしてくれるようになりましたし、プーちゃんと同様にこれといった病気にもかからないので、とても育てやすい子だと思っています。
――過去のご経験から、ワンちゃんを飼ううえで気を付けていることはありますか?
犬はとても賢い生き物で、人間の気持ちを読み取る力を持っていると思っています。娘が悩んでいるときや失恋したときにも、ピリピリした雰囲気を感じ取ってしまったのか、体調を崩してしまったことがあったんです。
長くお付き合いしている獣医師の先生からの助言もあって、犬がちょっと下痢したり吐いたりしたときも、必要以上に心配せず、しばらく様子を見るようにしています。
人間が不安になるとそれを犬が感じ取ってしまいますし、通院や検査は精神的な負担が大きいですからね。
そのお陰かわかりませんが、以前飼っていたダックスの母犬は18歳まで生きましたし、プーちゃんも14歳になった現在でもとても健康でいてくれます。
――今後一緒にやりたいことがあれば教えてください。
今はまだ少し肌寒い季節ですが、もう少し暖かくなったらもっと散歩に出かけたいですね。
ケンケンは他の犬があまり得意ではないようなので、散歩をきっかけに犬同士のマナーを覚えていってくれれば嬉しいです。
ぬいぐるみのような愛らしさがありながら、どことなくお上品さが感じられるケンケンくん。
飼い主さんいわく「ハチャメチャな子」とのことですが、それもきっと飼い主さんからの愛情をいっぱいに受けてきた証拠なのではないでしょうか。その持ち前のパワフルさで、先住犬・プーちゃんに元気を分け与えてあげられるような存在になってくれるといいですね。