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FCIジャパンインターナショナルドッグショー 2017

日本一決定戦!「ベストパピーインショー審査」と「ベストインショー審査」

ドッグショー パピーマッチショーの様子

パピーマッチショー。1Gから10Gまでのグループ代表の犬たちが集まりました。

日本一を決める最終ステージは最終日の夕方頃にスタート!
パピークラスの犬の審査は「ベストパピーインショー審査」、ジュニアクラス以上の審査は「ベストインショ―審査」と呼ばれ、パピーから始まります。

どちらも審査の流れは同じですが、今回はジュニア以上の「ベストインショー審査」をご紹介。
まず、各グループの代表のオス10頭の中からKING、次にメス10頭の中からQUEENがそれぞれ選ばれます。
今回、KINGにはウェルシュ・コーギー・ペンブローク、QUEENにウィペットが選出されました!

実は演出もなかなかに凝っていまして……
KING、QUEEN発表時は、審査員のアンドリュー・ブレイズ氏が選出した犬種名を紙にしたためるという演出が。その後、プレゼンターによってKING、QUEENが告げられる流れなのですが、ブレイズ氏がペンを走らせている間は不思議に自然と会場が静まるのです。
一瞬の静寂がさらなる興奮を呼ぶ心にくい演出ですね。

アンドリュー・ブレイズ氏

この審査のためにイギリスからやってきたというアンドリュー・ブレイズ氏(右)。

最後は事実上の決勝戦といったところでしょうか。KINGとQUEENのどちらかが最優秀犬に選ばれ、晴れて日本一の犬が決定となります。
選ばれた犬は「BIS(ベストインショー)」と呼ばれます。

さきほどとは打って変わり、BIS発表時はアンドリュー・ブレイズ氏が直接発表するようです。
KINGとQUEENの犬の前で、選ばれし犬のみに与えられる超特大ロゼットが掲げられます。

ドッグショー審査発表の瞬間

会場内にはQUEEN(バンド)の「We are the champions」が流れ、会場のボルテージは最高潮に!

何度も左右に視線をおくるブレイズ氏。
思わず「どっちだ、どっちなんだい……!?」としびれを切らしそうになったその時、
ブレイズ氏の左手がスッと上がりKINGの方へと向いた……!

日本一決定の瞬間です! KINGのウェルシュ・コーギー・ペンブロークが獲得!

BIS ベストインショー獲得の瞬間

感動の瞬間! 喜びを爆発させるハンドラーさん。ワンちゃんも一緒に喜んでいます!

ドッグショー KINGとQUEENの握手

健闘をたたえ合う両者。ドッグショーではこのようなシーンがたくさん見られました。

祝福ムードにつつまれながらBIS(KING)とQUEENで最後のウィニングラン! 本当におめでとうございます!

ドッグショー ウィニングラン

エンディングにふさわしい華々しいシーンです。

BIS ベストインショー表彰の様子

表彰式で目を合わせてほほえみ合うハンドラーさんとワンちゃん。

最後には記念撮影を。

BISのウェルシュ・コーギー・ペンブローク

頂点に立ったBISのウェルシュ・コーギー・ペンブローク。

QUEENのウィペット

見事QUEENの座を獲得したウィペット。

パピーもご紹介しましょう。

BPISのビションフリーゼ(P.KING)

BPISはビションフリーゼ(P.KING)でした!

パピーの女王(P.QUEEN)のウェルシュテリア

惜しくもBPISは逃しましたが、見事パピーの女王(P.QUEEN)に輝いたウェルシュテリア。

こうして2日間にわたるビッグなドックショーは幕を下ろしたのでした。

華やかな舞台の裏では、きっと血のにじむような努力もたくさんあったのではないでしょうか。
ワンちゃんはもちろん、オーナー、ブリーダー、ハンドラーのみなさんや、応援するご家族の思いも感じられたりして、
初めてのドッグショーではありましたがなんだか胸が熱くなったのでした……

来年はどんなショーになるのでしょう。とっても楽しみです!

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